ダンス&ボーカルグループ超特急の
「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ〜るど」は、
2019年リリースの「Hey Hey Hey」のカップリング曲。
タイトルの変度、
ダンスの変度、
歌詞の変度、
すべての数値がカンストするこの曲。
Spotifyで「激おこ」で検索したらこの曲しか出てこなかったよ~(そりゃそうだ!
タイトルからして期待が高まりますね。
この曲と比べたら「SAY NO」なんて可愛いもんだ、真面目な曲にすら聞こえてしまう。
【SAY NO】訳わからなさが超楽しい!スタイリッシュなイケメンお兄さんたちが真顔でふざける。 - PINKに交われば赤くなる
タイトルが長いので「激おこ」と略されるこの曲、
「曲のテーマは、“オタクのデモ“」とメンバーも言ってるように、
オタクで何が悪い!みたいな歌詞です。
難しい言葉を使いまくる謎のオタク歌詞で、大半が聞き取れないんですが、なんかそれがオタクの早口って感じでめっちゃおもしろい。
でも途中で急にスローになる、ボーカルにエコーのかかったメロがあります。
そこの歌詞が
「みなものみなも、みなもの おつきさん」って聞こえるのですが、
本当は何て歌ってるんだ・・・?って思って歌詞をみたら
水面の水面、水面のお月さんって歌ってました。(合ってる)
なにこの歌詞!!!???そんな歌詞ある!???
この歌詞をニヤけたりせずに大真面目な顔で歌えるボーカルのタカシ君、すごいよ。
(※特別な訓練を受けています。)
曲の雰囲気がコロコロ変わるので、それに合わせて歌い方もコロコロ変えています。
彼はもともと色んな曲が歌えるボーカリストですが、ひとつの曲の中でキャラを変えるのって難しいと思います。でもそのキャラ変がうまい。
サビの最後はタイトルでもある「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ〜るど」という歌詞で〆るのですが、
この歌詞をかっこよく歌えるボーカルは超特急くらいでしょう。
そしてダンサーも見応えあり。
この曲の振り付け、いわゆるオタクダンスをめっちゃ難しくアレンジしたような感じ。
テンポが速いしフォーメーション移動が激しいし、
"振りの中に小芝居を入れ込む"という超特急あるあるも登場します。
意味不明な歌詞に、意味不明なダンスですが、
これを大真面目にやるのが超特急。
私は2021年のLIVE「DANCE DANCE DANCE」で披露した「激おこ」が好きです。
ダンサーはこの難解なダンスを全員真顔でやる。
特に、いつも表情豊かなダンスリーダーのユーキ君の顔が「無」なのが本当に面白くて、
よく笑わずにできてるなあと感心します。
私、おふざけ曲の時のユーキ君の「無」の顔がすごい好きで、
彼は真顔がクールに見えるので余計面白い。
「Добрый день」(ドーブリジェン)の時のユーキ君も「無」です。
この曲のセンターダンサーは、リョウガ君。
自他ともに認めるオタクの彼にぴったり。
超特急のリーダー:リョウガ君!こんなにイケメンでしかも超オタク↓
リョウガ君のセンター曲と言ったら、「超えてアバンチュール」という曲があるのですが、
こちらも彼のオタクキャラを生かした曲です。
通称「超えアバ」と略されるこの曲は、もう超特急の代表曲と言っていいほどのLIVE定番曲です。
「超えアバ」をやらないLIVEのほうが珍しいくらい、ほぼ毎回やってる気がします。
リョウガ君はこういったおふざけ曲でセンターを務めることが多く、
ダンスうまいのにwwって思うんですが、
うまいからこそ、こういう曲でセンターが張れるんでしょうね。
おふざけ曲でパフォーマンスが下手だったらもう目も当てられませんから。
フェスなどで初めて見る人は、あまりのインパクトにびっくりするみたいですが、
「なにこの人たちww変な曲なのにダンスうまww」って、他のLIVE映像を検索すると、めちゃくちゃ正統派にかっこいいパフォーマンスもあったりして。
このギャップが楽しくて、超特急にハマる。
LIVE Blu-rayとかで見てると「なんかふざけてるなー」くらいの印象でも、LIVEで生で見ると迫力に圧倒されます。
私もおふざけ曲を好きになったのはLIVEに行き始めてからでした。
客席が一瞬で沸くあの瞬間が楽しいです。
客席も盛り上げようとしてくれるしね。
「激おこ」は、こちらのCDに収録されています。「Hey Hey Heyリョウガセンター盤」↓