9人組のダンス&ボーカルグループ超特急。
4月17日に、
EP(=ミニアルバム)「Just like 超特急」が発売されました。
オリコンデイリー1位!↓
その中で私が個人的に刺さってる曲を紹介。
このEPのラストの曲、「星屑のダンスフロア」。
この曲、かなりキーが高いですね!
超特急のボーカルは、タカシとシューヤの二人。
タカシ君は音域が広いはずですが頑張って声を出してる感じがする。
一方でシューヤ君は高音域が得意のようで、軽々と歌いこなしています。
シューヤ君の声がこの曲にすごく合ってます。
ツインボーカル:シューヤ(左)、タカシ(右)
さて、
この曲のタイトルでもある、“星屑のダンスフロア”とはなにを指しているのか。
私は「超特急という世界」のことを指していると解釈しています。
「超特急という世界」とは、超特急メンバー、ファン、スタッフ、音楽、ステージなど超特急を構成する全てです。
現代のアイドルグループは、テーマパークのようにオリジナルの世界観があって、
ファンはゲストとしてその世界に参加できる。
「星屑のダンスフロア」がまさに超特急というテーマパークなわけです。
“ダンスフロア”という表現が、いかにもダンスをメインとする超特急らしさ。
“星屑”は、彼らの所属する事務所名:スターダストプロモーションにかけた洒落でもあると思いますが、
超特急から見える風景:ファンの照らすペンライトの光 でもあるでしょう。
また一番の歌詞の
煌めくミラーボールの下
という情景の描写でもあるのかと。
ミラーボールって小さなクラブで回ってると、ほんとに星屑みたいで綺麗。
ここにいる人たちみんなが夢の世界にいるような気持ちになる。
次にサビの歌詞がこちら↓
君と夜明けまでずっと
星屑のダンスフロア踊って
音に揺れるdance music
このままkeep on 止まらないで
right next to me
星屑が輝くこの煌びやかなダンスフロア(超特急の世界)で、
いつまでも君(ファン)と踊っていたい。
というメッセージです。
この歌詞を聞いたとき、私の中でリンクした言葉があります。
昨年のツアーのMCで、
メンバーのユーキ君がファンに伝えた言葉。
「僕は永遠に超特急でいたい。」
「星屑のダンスフロア」は、
まさにこのユーキ君の言葉を象徴するような曲だと私は思ってしまいます。
ダンスリーダー:ユーキ君
この曲、随所に
“永遠に” “forever” ”ずっと” という似た表現の言葉が散りばめられています。
なぜ何度もその言葉を言うのか。
それはどこかでわかっているから。
この星屑のダンスフロアは永遠ではなく、いつかは必ず醒める夢だと。
ユーキ君が言ったのも、きっと。
永遠を探してた
君だけをずっと探してた
醒めないで29時
星降る夜に口づけてforever
29時=午前5時は、ダンスフロアが終わる時間です。
君と一緒に踊った夢のような時間が終わってしまう。
ねえ 朝が来る前に、“永遠”を意味する誓いのキスをして。
夢の時間を歌う歌詞にぴったりの、煌びやかなサウンドも大好きです。
こういう90年代っぽい音って最近の音楽で聴かないけど、
私はこういうエレクトロなファンタジーの世界観は凄く好き。(浅倉大介み感じる)
でもこのダンスフロアが煌びやかであればあるほど、歌詞が切なく感じてしまう曲ですね。
その時は何十年後か分からないけど、必ず来る。
でも永遠には続かないからこそ、今は君と踊っていたい。
僕にできるのは、願いを言葉にすること、歌うこと。
この曲の最後の歌詞
ずっと dance with me
というフレーズが、まるで星空へ祈りをささげるような歌声に聴こえませんか。
こちらの初回限定版は、昨年のLIVE「B9Unlimited」が収録されたBlu-ray付き↓
超特急は、4月20日(明日!)から、ツアー「Rail is Beautiful」がスタートします。
「星屑のダンスフロア」も披露されるかな?
チケットは全公演完売したのですが、追加公演が決まりました。
8月27日(火)、8月28日(水) Kアリーナ横浜
超特急のLIVE、どんどんチケットが手に入りにくくなってます。
乗車するなら今。