【Stand up】結成8年目の新曲で、改めて原点へ。「君を乗せてどこまでも。」

ダンス&ボーカルグループ超特急が、

2020.6.10にリリースする新曲、

「Stand up」のMVが公開されましたよ~!

 

CDリリース前にMVをフル尺で公開するって、凄いサービス精神ですね。

ダンスがメインのグループだからこそ、かな。

 

春にピッタリの明るい曲。朝の情報番組のテーマソングになりそう。

 

 

あれ、、、

歌、こんなうまかったっけ!?

 

ボーカルのタカシ君、歌うますぎませんか。

 

いや今までもヘタとは思ってないですよ。

でもなんだろ、このStand upという曲は、彼の声質にめちゃくちゃハマる。

 

例えるなら、もともとかっこいい人が、めちゃくちゃ似合う服を着て魅力が最大限になった感じ。

 

 

タカシ君の歌い方って、私がファンになった一年弱前は、少しこもる声だった気がするんだけど。

どっちかというと

コーイチ君(脱退した元ボーカル):突き抜ける声質、

タカシ君:ソフトな声質、

って印象でした。

 

でも、Stand upを聴いてびっくり。

タカシ君がこんなに突き抜けるような、明るく、パワフルな歌い方をするとは知らなかった。

 

タカシ君の歌声は、高音がきれいなんですよね。

この曲は最初から最後までかなりキーが高いので、彼の声の魅力が最大限に生きてるのかもしれません。

 

こういう明るくてキーの高い曲が、タカシ君にはきっと似合うんですね。

 

それにしても耳に心地よい。

 

TUBEの前田亘輝さんや、

DREAMS COME TRUE吉田美和さんのような、

圧倒的に「陽」の声質を持ち、のびやかな高音の歌声で世界中をハッピーで染めていくような歌手に、タカシ君はいずれなるかもしれません。

 

言われてみれば、こういう人たちってちょっと天然でツッコミどころがあって、可愛い人が多い。

タカシ君もそういうキャラですね。^^

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さて、

曲調は、キーの高さ・サウンド・リズム、全てにおいて、なんだかジャクソン5「ABC」を思わせます。(わーん!古くてごめんよ!)

楽しくてソウルフルなメロディーにずっとノッていたくなる。

そこにダンサー陣がラップを乗せる。

 

ラップは、今までリリースした超特急の歌詞をさりげなく詰め込んでいます。

ダンサーがここまで声を出している曲って、超特急には無かったのでは?

 

今までの歴史も大切にしつつ、なんか新しいことしよう!っていう心意気が見えてワクワクします。

 

ラップと入れ替わるように、タカシの高音キーの歌声が気持ちよくスライディングしてくる。その繰り返し。

「Aメロ」や「サビ」といった概念のあまりない、全体の流れとノリを重視した洋楽っぽい曲の編成もおしゃれです。

 

 

今回の振り付けはユーキ君が担当したそうです。

3:00からラストまでの全員で踊るシーン、フォーメーションのセンターがどんどん変わるけど、

一度も自分をセンターに持ってこないところに、ユーキ君の職人魂を感じました。

 

彼は、今回はプレイヤーじゃなくてマネジメントに徹したのかな。

Kiss Me Babyであれだけ自己主張の強かった彼が、なんだか大人になった・・。

 

それでも、一番笑顔で踊っているユーキ君を見てると、

「ねえ見て!私の推し、最高にかっこいいでしょ!」って言いたくなっちゃいます。

 

ダンサーがメインの超特急ならではで、間奏ではダンサー陣のソロダンスも見られます。

 

ユーキ君のソロパートでは、得意の側宙というかバタフライ?を披露してくれてます。

彼って助走も無しにいきなりその場で飛ぶんですけど、すごくないですか。

滞空時間もふわりと長くて、羽が生えているようですよね。(冒頭のMVの2:43くらいです。)

ユーキ君のダンス技術は見てるものをワクワクさせてくれます。


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君を乗せてどこまでも

という印象に残る歌詞が、何度も出てきます。

「ファンを8号車として連結して走っていく」 という超特急の電車コンセプトを、結成8周年の今、改めて歌詞に入れ込んできました。

 

超特急は、「僕たちはファンを乗せて走る電車だ!」という結構むちゃぶりな凝ったコンセプトのわりに、ずっとブレずに来てるのがすごい。

 

【OVER DRIVE】夢に向かって、列車は走る。超特急と8号車の歌。 - PINKに交われば赤くなる

 

 

 

一つのことを長く続けていると、最初はうまくいかなくてもダサくても、

どこかで周りも本人たちも「あれ?けっこうカッコいいんじゃない…?」って気づくタイミングが来ると思うんです。

その好機を待てずに挫折しちゃう人が多いんですけど。

 

本人たちの成熟度や周りの目線の変化など、いろんなタイミングがうまく重なった瞬間に、花が開くようにバーーーッと道が開ける。

世間の価値観もなにもかもひっくり返るくらい。

 

きっと今、超特急は、その頂に差し掛かってるんじゃないかな。

ずっと超特急という列車を走らせてくれて良かった。

 

アウトロの後に電車の音が聞こえて、まだまだ走り続ける超特急が見えた気がします。

 

こちらのCDに収録されています。 このジャケ写、合成ではなく、全員いっぺんに撮影してます↓

Stand up

Stand up

  • アーティスト:超特急
  • 発売日: 2020/06/10
  • メディア: CD
 

 

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