【OVER DRIVE】夢に向かって、列車は走る。超特急と8号車の歌。

OVER DRIVEは、超特急が2016年リリースした 「Yell」のカップリング。

この曲を聴くと、心が青春時代に戻ったような、すがすがしい気分になりますねー。

 

夢、疾走感、高揚、青春、

そんな言葉が浮かんできます。

明るく爽やかで、希望に満ち溢れたメロディー。

なぜか涙が出そうになる曲です。

 

 

私、この曲のタイトルも好きで。

JUDY AND MARYという90年代に大ブレイクしたバンドがいるんですが、

Over Driveっていう同じタイトルの曲があるんです。

昔からすごく大好きな曲。

 

 

偶然なんだろうけど、超特急のこの曲も、同じような雰囲気を感じるんです。

JUDY AND MARYのOver Driveが、女の子の青春なら

超特急のOVER DRIVEは、男の子の青春ってかんじ。

 

Over Driveは、かなり抽象的な歌詞で、どういう意味なのか色々考えさせられました。

歌詞に出てくる、

“あなた”とは、ボーカル本人じゃないか?

“あたし”とは、ファンのことじゃないか?

“夢”とは、JUDY AND MARYのことじゃないか?とか。

 

自分が年齢を重ねると、「いや、やっぱりこういう意味かな?」って思ったり。

考察する楽しみがありました。

 90年代は、リスナーに解釈をゆだねる、暗喩的な歌詞の曲がすごく多かった気がします。

 

 

さて超特急のOVER DRIVEは、どんな歌でしょうか。

 

 

君を乗せて列車は走る

 という歌詞から始まる歌い出し。

君とはファン、列車とは当然、超特急のことですね。

ファンを「8号車」とする超特急のコンセプト。

ファンを乗せて(連結して)、オーバードライブしながらも夢へと向かっていく超特急。

この曲も「refrain」同様、いたるところに電車ワードが使われていますね。

いろんな風景を見せてくれます。

 

夜空の星に ピースサインを 掲げたままで HIGHER AND HIGHER 

ピースサインは彼らのお決まりポーズ、 “僕たちは、超特急です!” のことですね(笑)、歌詞がかわいい...

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ちなみに、上記の歌詞はラスサビなんですが、1番の同じ部分では

憂鬱な夜を蹴り飛ばして 輝かせたら HIGHER AND HIGHER 

となっているので、「憂鬱な夜」がいつのまにか、「夜空に向かってピース」出来るまでに成長している。

この曲の主人公は一つずつ苦難を乗り越えています。

 

 そして、ラスサビの最後のこのフレーズ

永遠に消えない愛を 光を両手に 怖いものなんてないんだ

永遠に消えない愛と光。これは8号車のペンライトのことですよね。

両手ってことは、2本買わなきゃいけないな・・。

 

夢に向かって、暗い夜空を全力で走る超特急を、8号車の光が導くように照らしています。怖いものなんてない。

 

夢の場所に8号車も連れていくよ というひたむきで力強い曲です。

超特急とファンにとって、大切な曲なんでしょう。

 

超特急と、数字と色。 - PINKに交われば赤くなる

 

 

音は90年代ぽい王道バンドサウンド

ギターリフやAメロのハモリの入り方とかも、私と同じ30overの人にとっては、あーこれこれ!って感じと思います。

でも、サビのコード進行がちょっと、ん…?と思う感じが。なんか新しい。

音楽って常に新しくなっていってるんだなあ。

LIVEでは、もう男女問わず絶対盛り上がりそうな曲。

 

 

沢山の暗喩、ファンとアーティストのことを歌った歌。

あれ?OVER DRIVEOver Driveって似たような歌なのかな・・・?

 

 「Over Driveのリリースが1995年。なんとユーキ君が生まれた年・・・(苦笑)。

25年経って、同タイトルの曲を好きになるって、感慨深いですね。

 

OVER DRIVEは、 こちらのCDに収録されてます。↓

Yell(通常盤)

Yell(通常盤)

 

 

Over Driveは、こちら↓

COMPLETE BEST ALBUM 「FRESH」

COMPLETE BEST ALBUM 「FRESH」

  • アーティスト:JUDY AND MARY
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 2006/02/08
  • メディア: CD
 

 

 ついに、8号車に初乗車した話はこちら↓

meg-music.hateblo.jp

 

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