【Always you】この曲めっちゃいい曲なのになんでLIVEで披露されないのか考える。

ダンス&ボーカルグループ超特急の曲を紹介してます。

 

Always youは2016年に発売されたアルバムDramatic Sevenの収録曲。

超特急が7人だった初期の時代の曲です。

(2022年7月11日現在の超特急は5人)

 

ストリングスの音色が美しく、

ツインボーカルの歌唱で聴かせる壮大なバラードです。

歌うのかなり難しそうな曲だなー。

 

ダンサー推しの私でさえ、この曲ではボーカルに惚れてしまいます。

 

ジャスト6分の長い曲ですが、この曲は編成が凝っていて、

1番→2番みたいなシンプルな繋ぎ方ではなく、

次から次へと新しいメロディーが出てきます。

 

ゆったりしたピアノのイントロから始まり、

最初はひとりずつ歌っていたボーカルの声がどんどん重なっていき、

ずーーーっと盛り上がりの山を登っていく感じ。

曲の最後は大輪の花が咲いたような美しいクライマックスで締めくくります。

 

 

歌詞を見ればわかりますが

Always youの“you”はファンのこと。

 

超特急自身の歴史と、いつもそばにいてくれるファンに向けたメッセージを歌った曲です。

何度も出てくる「ありがとう」というフレーズで、超特急からファンへの感謝が伝わってきます。

 

そんな素敵な曲なのに、このAlways youってあまり人気がない気がするんですよね。

 

いや人気ないは語弊がありますごめんなさい!!!!!!(即謝る人)

でも、超特急の中では結構マイナーな曲なのかな? という勝手なイメージです。

 

私自身、この曲をちゃんと聴いたのは超特急を知ってしばらく経ってからでした。

 

というのも、このAlways youは今までLIVEで披露されたことが2回しかないんです。

 

私は超特急の曲をLIVE Blu-rayで学んだんですよね。ダンスが好きだから。

 

Blu-rayから入ると、どうしてもLIVEで毎回やる定番曲やキャッチーな曲ばかり耳になじんでリピしちゃうので、

なかなかこの曲に辿り着けなかった。

 

Always youがBlu-rayに収録されているのは2016年の愛す。in Wonder Land のみです。

 

 

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しかもバラードソングなので曲の初めのインパクトが薄いため、

スマホで聴くときもイントロで次の曲に飛ばしたりしてたんです。(←最低)

 

でも、ある時に一度フルでじっくりきいてからは、もうずっと大好きな曲です。

 

タイトルの雰囲気から、よくある恋愛ソングと思ってたら全然違った。

なんでもっと早くちゃんと聞いてなかったんだろ、って思いました。

 

 

めっちゃいい曲と思うけどLIVEで披露されないのは、

曲調が壮大すぎてセトリに入れにくいのか、

曲が長すぎるのか(そのうえショートバージョンにアレンジしにくい)、

そもそもボーカルが一人では歌いにくいせいかもしれません。

 

 
 
 
 
 
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2018年、

メンバーの脱退により、超特急のボーカルは2人→1人になりました。

 

このAlways youはツインボーカルで聴かせる曲なので、一人では歌えないのです。

 

しかしですね、ツインボーカル時代の曲は現在でもたくさんLIVEでやってるんですよ。

コーラスがかぶって物理的に歌えないところは録音でカバーして。

 

それでもAlways youをLIVEでやらないのは、

この曲は、脱退したボーカル:コーイチ君へのリスペクトがあるのかなー って勝手に思っています。

 

この曲は、ツインボーカルがまるで会話するようにワンフレーズずつ歌う構成です。

 

歌うのが難しい曲なんですが、

歌唱力が安定している年上のコーイチ君が、

年下ボーカル:タカシ君の声をうまく支えており、

二人の声の良さがどちらもよく生かされている。

 

曲のいちばん最後の “Always you” という歌詞で2人の声がひとつになるところはとても美しいです。

 

二人で歌うからこそ輝く歌。

 

この曲を2016年にリアルタイムで聴いたファンは、ツインボーカルのハーモニーにすごく感動したと思うんですよね。

 

2人の声のままにしておきたい気持ちが超特急にもファンにもあるのかな。

だからLIVEでタカシ君一人では歌わないのかな、と。

 

コーイチ君が脱退して、

残されたもう一人のボーカル:タカシ君は、今までの曲のほとんどを一人バージョンにレコーディングし直したようですが、Always youは録り直していないんです。

 

そこまで人気曲ではないから録り直さなかったのか、

それとも上書きしたくない特別な思いがあるのか。

真意はわかりませんが。

 

でも、この曲はコーイチ君の声が入ったまま、

そっと置いておくのがいいのかなと思ってます。

 

アルバムDramaticSevenのなかでもう1曲、再録していない曲があります。

ライオンライフという曲。

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これこそまさにコーイチ君の曲。

この曲も歌い直してません。

そこにコーイチ君とこの曲へのリスペクトを感じます。

 

「この曲はコーイチの曲。」

 

そんなふうに、宝箱にそっとしまっておくような曲があってもいいのではないでしょうか。

 

なにもかもを塗り替えたり切り替えたりしなくていいと思うんですよね。

曖昧なままそっとしておくのも、人生において必要なことと思います。

 

 

Always youがこの先LIVEで披露されるかはわからないけど、

披露されないのも全然アリだと思うし、

今超特急はメンバー追加を計画しているので、

新しいボーカルの声で聴ける日がもしかしたら来るかもしれません。

 

それはそれで新たな超特急が見れるから素敵なこと。

せっかくツインボーカルだからこそ映える曲だしね。

 

あの頃コーイチ君の歌声に支えてもらっていたタカシ君が、

新メンバーを支える側になって歌う姿を見てみたい気もします。

 

Always youはこちらのアルバムに収録されています↓

 

 

Always youのパフォーマンスが唯一見れるBlu-rayはこちら。↓

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超特急にはファンとの関係を歌った歌が結構あります。これもそう↓

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