【Clap Our Hands! 】ボーカル一人体制になって初のLIVEで見せた、タカシ君のポテンシャル。

今年いよいよデビュー10周年を迎える

ダンス&ボーカルグループ超特急。

bullettrain.jp

 

「Clap Our Hands!」は、2016年リリースされたアルバムDramaticSevenの中の一曲。

濃い曲が多いDramaticSevenの中で、「Clap Our Hands!」異色を放っています。

入れるアルバム間違ったんじゃないかと思うくらい。

 

この曲はもう音楽の教科書に載ってそうな、「みんなのうた」とかで流れてそうな、

本当に可愛らしい明るい曲。お子様に聴かせられる。(聴かせられない曲って・・・)

 

タイトルの通り、観客にクラップ(手を叩く)させる箇所があったりと観客参加型の曲なのでLIVEでいかにも映えそう。

ですが曲調がけっこう可愛い感じなので、セットリストに組み込みにくそうだなあという印象です。

 

 

私はこの曲自体が凄く好きってわけじゃないんですが(え)

この曲を取り上げた理由は、

2018年のLIVE Blu-raySweetest Battlefieldの時の

ボーカル:タカシ君のパフォーマンスが素晴らしかったから。

 

 

【ARENA TOUR 2018 Sweetest Battlefield 武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ】「かわいい超特急」の見納め。6人体制初のステージ。 - PINKに交われば赤くなる

 

 

タカシ君はこの「Clap Our Hands!」を、ステージでたった一人で歌いあげます。

 

2番は省略されてますが、約3分間の間、ダンサーもバンドも無し。

ステージにはタカシ君たった一人。

 

このLIVEのセトリでは、タカシ君がこの曲を歌っている間にダンサー陣が裏で衣装替えする という流れになっているのです。

まあつまり“繋ぎ”的な一曲なのですが、それにしたって、たった一人だというのに、なんの不足もないレベルでよく歌えてます。

 

360度観客席のセンターステージセットなので、全方向に気を配って、笑顔で、近くから遠くの客席まで全部を見渡しながら。

 

 

しかもこのSweetest Battlefieldは、ボーカルが一人になってから初めての公演です。

2018年の2月、もうひとりのボーカル:コーイチ君が脱退し、タカシ君がたったひとりのボーカルになってから初のLIVEなのです。

 

ファンも超特急も、複雑な想いや不安があったでしょう。

でもそれを吹き飛ばすかのような眩しいほどの光が、このタカシ君のパフォーマンスには溢れています。

 

 

この曲は前述したように、観客のクラップを誘導するステージパフォーマンスを求められる曲です。

普段はダンサーたちがする役目をタカシ君は歌いながら一人でやるのです。

 

 タイトル通り、観客にクラップをしてもらう箇所が間奏にあるのですが、

Clap Our Hands! (パン!)

Clap Our Hands! (パン!パン!)

最初に一つ(パン!)

そして二つ(パン!パン!)

と、歌詞に合わせて、自分自身も大きく手を叩くアクションをしながら客席のクラップを誘い出します。

 

この曲を始めて聞いた人でもできるわかりやすさで、思わず参加したくなる。

タカシ君の爽やかで明るい笑顔が「歌のお兄さん感」が半端ないです。

 

もともと彼はちょっと天然というかかなり素直なタイプみたいなので、この曲のピュアな雰囲気が凄く合っていて、会場をタカシワールド一色に染めてます。

もう タカシ・ソロリサイタルに来てくれてありがとう と言わんばかりのキラキラ感。

 

 縦横無尽にステージを歩くタカシ君の笑顔がめちゃくちゃ輝いていて

一曲まるまる、まったく物足りなさを感じさせずに、客席をすみずみまで満足させてくれます。

 

これを一人で出来るのか。

ああこの子はソロデビューしそうだな、と思いました。

 

 

タカシ君ソロデビュー決定!!と、ダンサーについて思うこと。 - PINKに交われば赤くなる

 

 

大きな会場で、バックダンサーもバンドも無しに、たった一人、オケの音だけで盛り上げるってめっちゃ難しい。

 

聴かせる系のバラードだと一人でしっとり歌うことはできても、

盛り上げ系の曲でステージに一人ってどうしても寂しく見えてしまうので(しかも普段はグループだから余計に)

そう感じさせないようにすべての方向に気を配って大きなパフォーマンスをしないといけない。

360度のステージだから死角もない。

そしてもちろん歌にも集中しないといけない。

 

 

私の大好きな安室ちゃんでさえ、ステージを端から端まで使うようなアップテンポの曲を一人でパフォーマンスする演出は少なかったです。

だいたいダンサーやバンドメンバーがいたりします。

 

それだけ難しいんですよね 盛り上げる曲を一人でやるってのは。

 

 

2020年のRevolution vivaという公演でもこの曲は披露され、そのときはフルメンバーですが、

正直Sweetest Battlefieldのソロのタカシ君のほうがパフォーマンスの完成度が高く思えます。

若くて曲の雰囲気に合っていたというのもあるかもしれませんね。

 

 

曲の最後の締めくくり、いつもの関西弁のイントネーションで、「やっぱ大好き!!」と言ってほほ笑むタカシ君を見ると、タカシ推しじゃなくても頬が緩んでしまいます。

 

タカシ・ソロリサイタル(←違う)は、こちらのBlu-rayに収録されています↓

 

 「Clap Our Hands! 」は、こちらのCDに収録されています↓

 

meg-music.hateblo.jp

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次のLIVEは11月23日(祝) さいたまスーパーアリーナ