【Synchronism】ロングランで愛されるべき2016年の名曲

ダンス&ボーカルグループ超特急の曲で

私が個人的に好きな曲を紹介。

 

 

2016年にリリースされた「Synchronism(シンクロニズム)」

 

この曲は、SMAPでいうところの世界に一つだけの花」のポジションの曲と思っています。

 

そのくらい王道で誰からも愛される曲。

(になるはずだった)

 

 

サビでは、客席もメンバーと一緒に手話のような振りをするのもそれっぽい。(←ただこれには罠があるので最後に書きます。)

 

 

僕が笑ってる時は 

君が笑顔の時だろう

 

もし違う場所にいたって 

おんなじタイミングで

という歌い出し。

 

日常のなにげないシーンから、

離れていても同期して通じ合っていることを感じ、

“世界中の皆は、星座のように見えない糸でつながっている。

僕たちはその一つ一つの星だから、誰一人欠けてはいけないよ。”

という愛に溢れた歌詞です。

 

恋愛というより、人類愛の曲です。

サビのキーの高い歌声がとても爽やかで、感動を誘います。

 

メンバーとオーディエンスが一緒の振り付けをするパートは、

まさに会場がシンクロする瞬間。

 

今までのLIVEでは、割と小さめのホールでしか披露されていませんが、

私はどちらかというとアリーナクラスの会場で見たい曲です。

 

 

2016年のツアー

「LIVE tour 2016 Synchronism」で初披露されたこの曲。

ツアーのタイトルにするくらいなので、当時この曲には力を入れていたのでしょう。

 

meg-music.hateblo.jp

 

愛や平和を歌った壮大な曲というのは、

アーティストにありがちではあるんですが、

そういう曲ってそこそこ年齢を重ねてからリリースすることが多い。

早くてアラサー、ロックやヒップホップのアーティストならアラフォーくらい。

 

2016年のリリース時の超特急には、ちょっとまだ早かったかなと思うけど。

当時のメンバーは22歳くらい?

こういう曲をやるには若すぎたような・・。

 

でもこの曲をテーマ曲にした、

「LIVE tour 2016 Synchronism」は、

いつもの超特急と違ってちょっと大人っぽい落ち着いた超特急を演出しているので、

あえて壮大なテーマに挑戦したのかもです。

 

このLIVE Blu-rayは本当に大好きです。

派手な演出を全てそぎ落とし、生演奏と生歌とダンスだけで魅せてくれます。

超特急の実力がよくわかる。

 

Synchronismはこのツアーのイメージが強い曲であるにもかかわらず、

その後、2020年くらいまでのワンマンLIVEやフェスで頻繁に披露されています。

なので、超特急自身もこの曲を気に入っているのでは。

 

それこそ「世界に一つだけの花」のようにロングランで愛される曲にしたかったんじゃないかな?と思ってます。

 

 

ところが、2020年以降はぱったりと披露されなくなりました。

 

この曲、Synchronismというタイトルもあってか、ダンサーがペアになって踊る振りが多用されています。

しかしメンバーの脱退があり、この曲の発売当時7人だったのが、

2020年には5人になってしまい、ペアの組がとても少なくなったんですよね。

 

サビのフォーメーションも、バックボーカルの2人が後ろで見守り、

ダンサー5人が、まるで惑星が巡るようにぐるぐると移動するのが見ごたえがあったのですが、

人数が減ってからは、そのダンスの良さがいまいち表現できなかった気がしてます。

 

また、直線ラインになって振りが伝導していくシーンも何度かあるのですが、

それこそ「繋がっている」という象徴だったその振りも、

少し視覚的に寂しくなってしまいました。

 

そのせいかどうかはわかりませんし、

もしかしたら、最近のセトリとしてちょっと違うなあというだけかもしれませんが、

ここ数年はLIVEでの披露はお休みしているSynchronism

 

でも秘めておくにはもったいない曲だと思います。

 

 

昨年メンバー追加をし、超特急は9人に増えました。

あの「巡る惑星」のフォーメーションが見られる時が、再び来るかもしれません。

ちょうど、新ボーカルのシューヤ君が得意そうな高めのキーですしね。

 

オリジナルメンバーがアラサーの年齢になり、

ようやくこの曲のテーマがハマる気がします。

 

 

【超特急増!】超特急の新メンバーお披露目!新体制は9人! - PINKに交われば赤くなる

 

 

 

最後に。

この曲のサビのとき

メンバーが「みんな一緒に~~!(振り付けをやって!)と客席へ促すのですが、

まさに「世界に一つだけの花」のように誰しも一体で一緒にやるのを目指したのかもですが、

 

この振り付け、

素人がパッと見て

そんな簡単にできません。

一緒に!じゃないってば(泣

 

超特急って難しい振り付けをやりすぎて、振り付けの感覚マヒしてる、きっと。

 

 

Synchronismは、こちらのBlu-rayに収録されています。

通常の超特急のLIVEとはちょっと違うテイストですが、私は一番好きなBlu-rayです。↓

サビの惑星ダンス(←勝手に名付け)、2サビでリーダーのリョウガがセンターに来る時が一番好きです。

手足の長い彼のピシッとしたダンスが美しいので是非見てほしいです。

 

 

全国ツアー「B9Unlimited」が5/27よりスタートします。私も“乗車”します!

bullettrain.jp

 

meg-music.hateblo.jp