超特急のFour Seasonsは、2019年にリリースされた、HeyHeyHeyのカップリング曲。
ちょっととぼけたような音のイントロから始まるんですが、
Aメロのタカシ君の歌い出しと共に曲調が変わるので、イントロで次の曲に飛ばさないように!w
いい曲なのでね。
歌詞の内容は、誠実でストレートな王道ラブソング。
そういう意味では超特急らしくない曲かもしれません。
超特急のラブソングは、イケイケでちょっと浮ついた男の曲が多い中、
この曲は余りに誠実で、あったかくて、落ち着いていて、でも若々しさもある。
Four Seasonsというくらいなので、付き合って一年くらい経ったカップルでしょうか。
四季のどんなシーンにも君がいる。
そのすべてが僕にとって名場面。
もしかして僕はこの子とずっと生きていくのかもなあ・・・みたいな気持ちが芽生え始めている。
「これからもよろしく」と、恋人へあてたラブレターのような歌詞が、これでもかというほど爽やかです。
カラオケで、この曲を好きな男性に歌われて、イヤな気持ちになる女子はいないでしょう。
曲調も王道J-pop。
ミディアムテンポで明るいメロディー、
聞き取りやすい日本語の歌詞で、ダンサブル感より歌詞を重視させてるのがわかります。
曲編成も、
Aメロ-Bメロ-サビ- Aメロ-Bメロ-サビ- Cメロ-ラスサビ と、ベタベタのベタ!!
敢えてそうしたのか ってくらい、あらゆることが普通で、スタンダード。
スタンダードすぎて、超特急にとってはある意味、挑戦の曲です。
超特急特有の飛び道具もない、おふざけもない、エロさもない。
この曲の主人公は、アイドルでも芸能人でもない。
ちょうど彼らの年齢くらいの、
等身大の「普通の男性」。
だからこそ、とても新鮮で、
彼らも普通の男の子なんだな と改めて知らされます。
実はこの曲、4号車:タクヤ君をイメージした曲です。
4号車と四季をかけてるんでしょうけど、まあそれだけでなくタクヤ君らしい曲だなーと思います。
4号車:タクヤ君。
君が迷うなら いつだって 僕が導いてあげるよ
と、頼もしい一面もあれば、
君がいれば そう僕は前を向ける
と、たまには恋人を頼りたい一面もある。
王子様でも肉食男子でもない普通の男の子。
タクヤ君って、超特急の中でもとりわけアイドルのようなルックスなんですが、
キャラクターはちっとも飾ってなくて、意外と素朴です。
他のメンバーは結構キャラが濃いけど、タクヤ君はTV用のテンションもないし、ナルシスト感もない、キメ顔もしない。
たまに涙もろくて、たまに自信が無くて。
いい意味で芸能人ぽさがないんですよね。
(俳優もバラエティもやってて、ある意味一番芸能人なんですが。)
整った外見とは裏腹に、「同じクラスにいるカッコイイ男の子」みたいな親近感。
そのギャップが彼の魅力であり、ファンを惹きつけるんでしょうね。
アクの強い超特急のメンツですが、タクヤ君によってきれいに中和されているなーと思います。
Four Seasonsのゆったりとした幸せな世界観は、タクヤ君だからハマるんだと思います。
あたたかくて安定感のある等身大の愛情。
自分を大きく見せようとしない。相手を置いていかない。
いつも側にいる。
ファンもきっと、タクヤ君のこういうところが好きなんでしょう。
MVもなく、LIVEでも公開されてないのでどんなダンスか分からないのですが、 超特急がどんなダンスパフォーマンスをするか見てみたいなー。
ダンスも、癖のないスタンダードな感じがいいなあ。
「あ、この人たちってこんな普通に爽やかな一面もあるんだ!」みたいな姿を見てみたい。(おい)
ミディアムテンポで明るい曲なので、LIVEでは中盤にもアンコールにも映えそうな曲です。
いつか見られる日を楽しみにしてます!
こちらのCDに収録されています。↓
安室ちゃんの「Four Seasons」はこちら↓