【Asayake】令和を生きる全てのWomanへ。超特急が全肯定してくれる応援ソング。

令和元年から私がハマった

ダンス&ボーカルグループ 超特急。 

 

12月16日にニューシングル「Asayake」がリリースされました。

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サムネからしてもうなんかいろいろツッコミどころがありすぎるんですが

曲を聴くと意外なほどに正統派な曲です。

 

サビの

君が君のまま いられるように

 という軽快なテンポのフレーズがとってもポジティブ。

 

そのあとにも

きっと何もかも 間違いじゃない
そうさ 独りで泣いた夜さえも

 という歌詞が続き、

ああ大衆に向けた応援ソングなんだなーと思ってたのですが

 

このMVを見ると

Asayake女性に向けた歌詞なのだと分かります。

 

といっても特定の誰かに向けたラブソングではなく、

すべての「大人の女性」を全肯定する応援ソング。

 

 MVを見ると分かるのですが、テーマは「シンデレラ」

 

「ガラスの靴」を、ボーカル:タカシ君が拾うシーンから始まります。

 

しかし曲が進んでいくごとに、超特急にとってのシンデレラは、

ガラスのハイヒールを履いた女性だけじゃないと分かります。

 

フラットシューズだったり厚底サンダルだったり

スニーカーだったりローラースケート(!)だったりと

色んな靴(=女性)に囲まれて幸せそうに眠る超特急。

 

ガラスの靴じゃなくたっていいよ、というメッセージが

“君が君のまま いられるように” 

という歌詞に繋がるんですね。

 

 

女性を褒めたたえる曲は過去にも

「Pretty Girl」というとっても明るくて楽しい良い曲があるのですが

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ただ「Pretty Girl」「Asayake」にははっきりした違いがあって。

「Pretty Girl」は王子様を夢見る若い女の子に向けた曲であるのに対し

「Asayake」は大人の女性に向けた曲、と私は思うんです。

 

「Asayake」は1番Aメロで

自分で掴んだ自分がどうしようもなくていい

というわりとネガティブで現実的な励ましで始まります。

 

「頑張って選んだ道なのに、こんなはずじゃなかったのになあ・・」 と思うことが大人の女性なら一度や二度はあるはず。

 

超特急の初期からのファンの女の子たちは、もうメンバーと同じ20代半ばでしょうか。

 

何も知らなかったGirlから、大人の女性へと成長した。

きっと辛い思いもたくさんしてて、独りで泣いた夜もあって、

シンデレラのように都合よいおとぎ話など無いともうわかっている。

 

だから、自分の足で、自分の靴でしっかりと立つ。

つらい過去も、葛藤も、全てひっくるめて 君は美しい。

 

令和に生きる女性を全肯定してくれる前向きな曲です。

 

 

「Asayake」を聴いていて

ふと思い出した曲があります。

 

2006年にリリースされたSMAP「DearWoman」という曲。

 

シャンプーのCMに使われていました。

 

「日本の女性は美しい」というキャッチコピーと共に流れる

ポジティブで女性を賛美する歌詞。

 

このCMのために書き下ろされた曲ではないかと思うほど、CMにピッタリの曲でした。

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いいCMですね。

今見ても素晴らしい。

 

曲も背景も女優さんも、すべてが輝いています。

 

この曲は「美しい」というフレーズを多用していて、

SMAPのメンバーが歌番組で

「女性に対して、キレイとか可愛いって褒め言葉は使うけど、美しいってあまり使わないから新鮮」

と言っていたのを覚えてます。

 

キレイ、可愛い女性もいいけど、

「美しい女性」ってきくと、意志の強い凛とした大人の女性を思い浮かべませんか。

 

それこそ、GirlではなくWomanへ向けた曲なんですね。

 

君が君でいることが とても美しい 

忘れないでいて

目の前の 君こそ 我が誇り 

DearWoman

 

2006年。

平成のど真ん中のころです。

 

当時、人気絶頂だったアイドルグループSMAPから

「君は君らしくいるだけで、美しい女性なんだよ」

って肯定してもらえていた。

 

平成の女性にとってどれだけ勇気をもらえる曲だったでしょうか。

Dear Woman by Smap (2006-04-19)

Dear Woman by Smap (2006-04-19)

  • アーティスト:Smap
  • メディア: CD
 

 

そして令和の今、超特急が

君が君のまま いられるように

と歌ってくれている。

 

 令和を生きる私たちもまた、今をときめく超特急に励ましてもらえているんですね。

 

女性を全肯定してくれる、

令和版DearWomanともいえる「Asayake」。

 

個人的には、あと5年後・・・いや3年後でいいから

もうちょっと大人になって包容力の増した超特急になってから

この曲を見てみたかった気もするけど。

 

でも世界中に悲しいニュースの溢れた今年だからこそ、聴きたい曲な気もします。

 

 

一年の締めくくりに

こんな素敵な曲をリリースしてくれた超特急、ありがとう。

 

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このMV見てて気づいたんですけど、

冒頭のシンデレラはお城(?)から出ていくんじゃなくて、

お城の階段を昇って行ってますよね。

 

そして2番Bメロ(1:45)くらいで、

お城から出てきて超特急を迎えに行ってるんですよね。

 

令和のシンデレラは自ら王子を迎えに行くんですね。

 

そんな自立した女性の姿も、今っぽくていいMVだなあと思います。

 

 

安定感のある歌とダンス、コミカルなパフォーマンス。

くすっと笑えるけど幸せな気分になれるMVなので是非。

 

鬼滅の刃」の竈門炭治郎の声優さんが実況してくれるバージョンも面白いのでどうぞ。↓

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年末は配信ライブを行います。まだ間に合います!

見逃してもアーカイブがあるので年の瀬のStayHomeでゆっくり観るのもあり。↓
bullettrain.jp

 「Asayake」はこちらのCDに収録されています↓

 

 「Asayake」は、緑の男の子:タクヤがセンターダンサーなんですが、

タクヤ君センターの曲は優しい明るい曲が多い。↓

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