ファン歴激浅から見た、超特急の魅力2【ビジュアルプロデュースのうまさ】

男性アイドルを全く知らない私が、突如ハマった6人組ダンスグループ、超特急。

 

前回は超特急のダンスの魅力について語りました。

meg-music.hateblo.jp

 

今回お伝えする超特急の魅力は、

超特急のビジュアルについて。

 

 

超特急の魅力2【ビジュアルプロデュースのうまさ】

ビジュアルと言うと「結局顔かよ?」と思われそうですが、ちょっと違う。

まあ顔もビジュアルの一部なんで否定はしません。

私は、容姿もパフォーマンスの一部だと思っています、大衆に見られる職業である以上。

 

ですが、生まれ持っての素材というよりは、自分をどう見せるか?という技術が大切だと思っていて、

超絶イケメンでも自分の見せ方がヘタな人は冴えないな、と思います。

 

さてここで超特急のビジュアルの歴史をご覧ください。

 

 アイドル感の強い初期

デビュー時 2012年

TRAIN

 

2012年

Shake body

 

2013年2月

POLICEMEN

 

初期の超特急です。

若いというのもありますが、まあパッとしないな‥という感じがします。

本人たちも「このころはカッコイイ系で売っていたけど全然うまくいかなかった」と話しています。

 

続いて見ていきましょう。

 

「ダサかっこいい」が始まる

2014年3月

ikki!!!!!i!! (超! ! 激励盤)

 

2014年6月

Believe×Believe (B 冒険盤)

 

2014年11月

Star Gear/EBiDAY EBiNAI/Burn!

 

この頃から何か様子がおかしくなっていきます(笑)。

 

そう、今の超特急の基盤となっているダサカッコイイをやり始めたころですね。

 

だんだん固定ファンも増えてきて、有名なアニメのテーマソングに採用されたり、

オリコンウィークリーTOP10入りを果たすなど、明らかに手ごたえが見えてきたころです。

思い切ったビジュアル変化をし、成功しています。

 

そしてダサかっこいい は、さらに進化していく。

 

 「ダサかっこいい」が、アーティスティックに進化

2015年

スターダスト LOVE TRAIN

 

2016年

Dramatic Seven

 

2017年

超ネバギバDANCE

メンバーの顔つきやポージングが変わってきました。

これが俺たち超特急だ!という自信が見えてきます。

 

この頃の衣装センスがとても素晴らしい。

特に2016年の「DRAMATIC SEVEN」の衣装は、めちゃくちゃ奇抜なのに、めちゃくちゃクール。超特急が誰一人衣装に負けてない。

歴代の衣装の中でこれが一番好きです。

全員ばらばらの衣装なのに、まとめるとひとつの世界になる。

ポージングも素晴らしい。ダンスグループだからこそこの躍動感が出せたのでしょう。

ジャケットビジュアルとしてずば抜けて美しいです。ゾクゾクします。

 

「ダサかっこいい」が、「アーティスティック」へと進化を遂げた時期です。

 

meg-music.hateblo.jp


 

 アート系ファッション業界とのコラボで、魅せ方を身につける

この時期の超特急に目を付けたのがファッション業界。

ファッション系の雑誌にも頻出し始めます。

NYLONにおいては、超特急はもはやレギュラー的扱い。

NYLON JAPAN 2017年 10月号スペシャルエディション(超特急カバー)

NYLONはアート感のあるファッション誌なので、超特急と相性が良い。

普通の服より癖のある服の方が似合うから(しかもメンバー全員)、着せ甲斐がある。

 

どんなジャンクな服装をしても、変な不良っぽさがなく、どことなくグッドボーイな感じがするのは、彼らのルーツがいいんでしょう。

 

 

他にも、CanCamとコラボしたファッションブック「Rec.」を出版したり

 ボディアートをした超特急、かっこいいです↓

www.youtube.com

「超特急」FASHION BOOK『REC.』

「超特急」FASHION BOOK『REC.』

  • 作者:超特急
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/09/27
  • メディア: 大型本
 

 

 

NYLONの企画で、MACやDiorのコスメまで、コラボし始める。

 

www.instagram.com

超特急で一番ジェンダーレスな美しさを感じる4号車:タクヤ君。

 

 

多くのアーティストたちがこぞって超特急を「料理」したがるようになってきて、

超特急もそれに応える自己プロデュースが出来ているので、見てて楽しい。

 

この頃から、超特急自らコンサートの衣装デザインや、総合演出をするように。

 自分たちの見せ方を分かってき始めたのがこの時期なのかな、と。

 

ダサカッコいいを経て、アートなビジュアルへ。

ここから更に進化します。

 

 

「超特急の世界観」が確立

2018年

a kind of love

 

2019年

Revival Love(通常盤)

 

2019年

BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019 EUPHORIA 〜Breakthrough, The Six Brave Stars〜 at PACIFICO YOKOHAMA National Convention Hall [Blu-ray]

 

超特急の世界観が、よりハッキリしてました。

派手でジャンクな要素は残しつつ、よりスマートにスタイリッシュに、大人の雰囲気になりました。

 

顔もすっかり垢抜けましたね。

全員まだ25歳以下ですが、自分たちの持ち味や見せ方をちゃんと分かっています。

 

 試行錯誤を繰り返して、「ダサカッコいい」という自分たちのブランド力を身につけ、更にそれをアーティスティックに進化させた。

それらの要素を残しつつ、よりスタイリッシュに変わっていった。

 

ここまでくるともうビジュアルに安定感すら感じますね。

まだ若い彼ら。もっと攻めてほしい!

 今の状況にとどまらずに、この先もどんどん進化していくはず。

 

アイドルや芸能という枠を飛び出して、もっともっといろんな活動をしてほしいです。

年齢性別問わず業界問わず、もっと注目されていいグループと思ってます。

 

 

そうそう、2018年9月号のNYLONは、

NYLONが安室奈美恵NYLONguysが超特急と、神回でした。

NYLON JAPAN(ナイロン ジャパン) 2018年 9 月号 [雑誌]  (表紙:安室奈美恵 / guys表紙:超特急)

この組み合わせ、最高すぎる~!

 

その後、本当にもっと攻めにきた2021年のビジュアル↓

meg-music.hateblo.jp


 好きな衣装について書いてみました↓

meg-music.hateblo.jp