超特急のファンになって4年にして思うこと。
今日はちょっと失礼な表現もあります。
もともと失礼なことも書いてるけど。
でもここは私のブログなので包み隠さず本音を書きます。
超特急のファンになった令和元年のころ、
私は、ユーキ君は超特急に居るのが勿体ないと思っていた。
どう見ても彼だけ抜きんでてダンスがうまい。
それと共に、パフォーマンスにかけるモチベーションやエネルギーが高い。
それは、インタビュー記事やインスタライブなどで発信されるメッセージを聞かなくても、
ライブのステージを見れば一発でわかる。
ユーキ君がこのグループに居続けるメリットがあるのか。
でも日本のショーダンス界において、ダンサーがソロでやっていくというのはまだ難しい。(=知名度や給料を上げるのが難しい。)
なので超特急にいるのがいい、いるしかないんだろうけど、
それがダンサー:ユーキにとっていいのか悪いのかモヤっとしていた。
「願わくば、他のメンバーの技術や意識が、
ユーキ君と同じくらいのレベルまで上がればいいのにな・・」と思っていた。
それがファンになった当初の本音。
そんな中、
ある時から風が変わってきたのを感じたのは、
ボーカルのタカシ君だ。
タカシ君は愚直に努力するタイプなので、仕事への意識はもともと高かったと思う。
ただ、彼はやることが多すぎた。
歌とダンス、初期のころは俳優業もやっていたらしい。
どのお仕事も真面目にやるんだけど、
色んな事を並行してやれるほど器用ではない(←自分で言ってた)ので、
頭がこんがらがっていたんだと思う。
そもそもツインボーカルとしてデビューしたはずなのに、
途中からボーカルが1人に変更されたのだから、こんがらがって当然だ。
それに彼は、
歌に関して全くの素人のところから超特急の活動を始めたそうなので、
他のメンバーに比べスタートラインが後ろのほうだったのかも。
でも地道にコツコツ努力をしていると、
ある時点から成長度が急に早まるもので、
2020年中盤あたりから、
私の中でタカシ君のパフォーマンスが急に目に留まるようになった。
技術がしっかり身についたことで自信がでてきたのか、振る舞いや発言も堂々としてきた。
タカシ君自身も多分確実に手ごたえを感じ、ボーカリストとしての道筋が見えたと思う。
勝手な憶測だけど、両耳にピアスを開けたあたりから、
タカシ君はもう俳優業をやるつもりはないなと感じた。
ボーカル一本で生きていくと決めた。
その決断が、不器用なタカシ君にとって、凄く良かったんだと思う。
正しい方向に努力をすれば、こういうタイプの人は飛躍的に伸びる。
考えてみれば、
ユーキ君は他の仕事を増やさず最初からダンス一本でやっていた。
ステージの総合演出を担当していたけど、それも彼のパフォーマンスの糧になっていた。
手広く色々やる方が向いているメンバーもいれば、
一つのことに没頭した方がうまく行くメンバーもいる。
そして、
次に風の変化を感じたのは、
2022年の新メンバー追加の時だ。
結成11年目にしての新メンバー追加。
しかも5人から9人へと、ほぼ倍に増えた。
あれは本当に賭けだったと思う。
結果、賭けは吉と出た。
新メンバーという後輩が出来たことで、
オリジナルメンバーも引っ張っていく責任を感じただろうし、
後輩たちの出来が良かったのもモチベが上がるポイントだったと思う。
自分の隣でパフォーマンスする人のレベルが高いのは頼もしいし、
しかもそれが後輩ともなると、負けていられないと火が付くものだ。
何よりメンバーが9人もいるというのは、単純に、楽しいのだろう。
仕事が楽しいとやる気が出るのは当たり前だ。
このタイミングでオリジナルメンバーのパフォーマンスレベルが一気に上がった。
パフォーマンスに掛ける熱量も上がったように感じた。
年齢的に20代後半になったというのも良かったのか、
照れや遠慮がなくなり、ダンスの表現が素直になったように見えた。
表現することにストッパーを掛けない、
それがアーティストとして一番大切なことだ。
長い間、ユーキ君以外のメンバーは、どこかでストッパーがあったように見えた。
それを外してくれたのは、新メンバーだ。
良いパーティーを得て、超特急は急加速した。
超特急はずっと、東京ドームでのLIVEを目標に活動しており、今もそこに向かって走り続けている。
2025年には東京ドームでLIVEをする。
と私は思っている。